コットン、手のひら…化粧水はつけ方をアレンジする

コスメカウンターで化粧水のつけ方のアドバイスを求めると、「化粧水はコットンにたっぷりと含ませて、下から上に向けてしっかりとふき取りましょう」との答え。

すると、人によっては、「化粧水をたくさん早く使わせるための戦略!?」と思ってしまうかもしれません。

確かに、そういった面もありますが、肌に効果的な部分もあるのです。

化粧水の清浄作用で表面の汚れやいらない角質が取れます。

コットンが黒ずんでくるので、それがわかります。

化粧水にはいろいろな働きがあります。

先に述べた汚れや角質を取り去る「清浄作用」、洗顔後の肌のPHを整える「PH調整作用」、皮膚表面及び角質を柔らかくする「柔軟作用」、毛穴などを引き締め、シャキッとさせる「収斂作用」、水分を補いしっとりさせる「水分補給作用」などなど。

化粧水の種類によって、それぞれの働きには強弱がありますが。

そこで、一種類の化粧水でも使い方をアレンジすることで、効果が広がります。

角質のたまった肌や皮膚表面を指でなでると少しざらつくような肌、またはオイリーな肌には、コットンに化粧水を含ませてふき取る方法をおすすめします。

また、どんな肌の人でも週に一度ふき取るようにすると、すっきりとした透明感のある肌になります。

乾きやすい肌や薄くデリケートな肌には、手のひらに化粧水を取りやさしく包みこむようになじませましょう。

すぐに浸透してしまう肌には、これを2~3回繰り返します。

こうすれば、みずみずしい柔らかな肌作りができます。

化粧のりが悪く顔色が冴えないときには、コットンにたっぷりと化粧水を含ませてパッティングをしましょう。

その後、表面に残ったローションを指先でなじませます。

限定しないで、どちらの方法でも使ってみてくださいね。

「朝は乳液、夜はクリーム」とは決まっていません

朝のお手入れと夜のお手入れは、それぞれ目的と効果によって使い分けをします。

したがって、乳液か、クリームかという形状では選びません。

朝は、日中の潤いを保ち逃がさないようにするもの、また、メイクアップの下地効果が望めるもの、生活紫外線から肌を守るために紫外線防御効果のあるものを使います。

肌が乾きやすいのであれば、これらの条件を満たしてくれるクリームタイプ、そうでなければ乳液で充分です。

潤いのために乳液をつけて、下地をつけて、さらには日焼け止めをつけるとなると面倒になるばかりか、肌に重たい場合もありますので、スリーインワン(保湿、下地、日焼け止め)の考えで作られた乳液をおすすめします。

夜は、自律神経の副交感神経が優勢になっています。

このときに新しい皮膚が生まれるのです。

皮膚の再生を促すために、たっぷりの栄養分を与えることが大切なので、こくのあるリッチな感触のクリームをつけます。

オイリースキンや比較的若い肌は、クリームの感触は苦手でしょうから、ライトな感触のクリームや乳液がいいでしょう。

もちろん、その前に必要な美容液もつけます。

日中は、エネルギーが体や頭(思考)に使われて、皮膚を作る働きはできないので、保護することを心がけて。

どんなに高価なクリームでも、日中に使用するのであれば、潤いの補給と保護効果までしか期待はできません。

せっかくの栄養分が吸収されないのです。

朝のフルーツは「金」、お昼は「銀」、夜は「銅」といわれます。

美容の考え方は逆ですね。

そこのところを理解して、クリームと乳液を上手に使い分けましょう。